指示と根拠
NANEA HAIR は、東京・三宿にある少人数のプライベートサロンです。南国のテイストを取り入れた店内で、スタッフ二人が営業しています。2024年、サイトのリニューアルとしてご相談をいただきました。
手がかりにしたのは二つ。店内の内装と、店名の由来です。どちらもサロンがすでに持っているもので、ここから外れなければ、サイトはこの店のものになります。
| サロン | NANEA HAIR(東京都世田谷区三宿)/少人数のプライベートサロン |
|---|---|
| サイト | 2024年リニューアル/4ページ構成/WordPress |
| 担当範囲 | ディレクション、デザイン、コピーライティング、実装、撮影 |
| プラン | SALONプラン相当 |
名前と構造
ナネア(nanea)はハワイ語で、リラックスする、くつろぐ、楽しむ、といった意味を持つ言葉です。
サイトのコピーは、この意味から組み立てました。Discover true beauty, through a relaxing time. 本当の美しさは、くつろぎの中に生まれる。サロンの掲げる「くつろぎが美を育む」という考え方を、英文と和文の両方で置いています。
南国のテイストも、店名から続いています。ハワイの言葉を名に持つ店として、内装の雰囲気とサイトの印象をずらさない。それが設計の前提です。
載せるもの、載せないもの
構成は4ページ。Home、About、Menu、Salon。スタッフの紹介は About の中に、アクセスは Salon の中に収めています。
ページを細かく分けなかったのは、情報量が多くないためです。少人数のサロンで、スタッフ紹介やアクセスを独立させても、1ページあたりの中身は薄くなる。まとめることで、サロンの全体を一度に見渡せる構成にしました。
上質とラフ
三宿という土地柄から、少しだけラグジュアリーに寄せています。ただし、寄せすぎない。南国のテイストを持つ店として、ラフな雰囲気は残しました。
書体は、セリフ体とサンセリフ体を混ぜています。セリフ体で上質さを、サンセリフ体で気安さを持たせる。一つの書体で揃えると、どちらかに振り切れてしまうためです。
写真と波線
写真の撮影は、ドロネーで担当しました。撮影を外部に依頼すると、制作費の中で大きな割合を占めます。予算を抑えるための判断です。
撮影と制作を同じ側で行うと、サイトに必要なカットを最初から決めて撮れます。どこにどの写真を置くかを分かったうえで、撮影に入れます。
見出しには、波線のアニメーションを入れました。南国の店らしい、小さな遊びです。
予約とSNS
予約は、公式LINE、ホットペッパービューティー、電話の三つです。予約ボタンからモーダルを開き、三つを並べています。
推奨は公式LINEです。スタッフが二人の、地域に根ざした店。LINE のやり取りなら手間が少なく、二回目以降の予約も簡単に済みます。リピートを前提にした導線です。
ホットペッパーも残しています。近くに大学があるためです。新規の来店はポータルサイトから、リピートは LINE から。入口を分けています。ポータルサイトと自社サイトの役割分担については、別の記事に書いています。
電話には、接客中は出られない場合がある旨を添えています。
更新と固定
公開後、ページの追加や構成の変更は発生していません。
日々の更新は、お知らせの欄だけで行われています。毎月の定休日を、ここに掲載する運用です。変わるものはお知らせに、変わらないものはページに。更新する場所が一つに決まっているため、サイトの他の部分は公開時の状態を保っています。
センスと根拠
NANEA HAIR の根拠は、店名の意味と内装でした。くつろぐという言葉からコピーを書き、南国のテイストから書体の混ぜ方を決め、少人数の店という条件から構成と予約導線を決めています。
撮影を内製にした判断は、予算から始まっています。制約から決めたことも、サイトの一部です。
NANEA HAIR のサイトは、今も公開されています。